学校教育、社会教育及び家庭教育における学力形成に役立つ指導方法の調査研究と教材開発を行い、わが国の教育の振興に寄与することを目的とする事業を行っています。
文部科学省の教育政策に資するための理論的・実証的な調査研究の推進を基本としています。
また、義務教育終了までのすべての子どもに、自立して生きていく基礎を育てることを念頭に置いて、各科目の学習指導方法と評価や児童・生徒を取り巻く教育環境について、調査研究に取り組んでいます。
学校教育、社会教育及び家庭教育のそれぞれの分野において、大学、学校、教育機関と連携した実際的な研究開発を実施しています。
近年は、小学校、中学校の教育現場における学習指導方法と評価に関する研究開発に力を入れています。これは、新学習指導要領の特色の一つに「活用する力」の育成と評価が生まれたためです。
また、家庭を支える環境や意識が大きく変化していることから、家庭教育の豊かな環境づくりの支援を目指した調査研究も開始しています。
研究委員は、中教審の学習評価の在り方に関するワーキンググループ等、文部科学省の教育政策に関わっている大学教授をリーダーとし、小・中学校教員等専門家や有識者で研究チームを構成して、調査研究活動を実施しています。
上記による研究成果は、主として刊行物により公開しています。
研究成果としての「調査研究シリーズ」及び「研究紀要」は、文部科学省、教育委員会、行政の教育研究機関(教育センター)、大学、小中学校、民間教育機関等に配布されている他、本ホームページを通して一般にも公開しております(こちらのページをご覧ください)。